雲の上のホテル
「梼原といえば」で多くの旅行好きが挙げるのが、隈研吾氏の代表的な作品として知られる「雲の上のホテル」です。
隈氏が設計を担当した建築物であり、建物上部にある「雲」をイメージした大きな白い屋根は必見です。
また、インパクト抜群の外観だけではなく、内部も人気スポットとなっています。
ガラスを多用した施設内は、自然の光が差し込むようになっている等、見どころが多い事でも知られています。
雲の上のギャラリー
雲の上のホテルと温泉を繋ぐ渡り廊下である「雲の上のギャラリー」も梼原の注目ポイントです。
地元梼原で採れた木材をこれでもかと使用した贅沢な空間は、日本の和や木材特有の優しく温かい雰囲気を演出しています。
また、何本もの木材を重ねて造られた架構形式の雲の上のギャラリーの「はねぎ」の神秘的な美しさも魅力の1つです。
雲の上のホテル 別館 マルシェユスハラ
もちろん、雲の上のホテルの別館「マルシェユスハラ」も隈氏にゆかりがあるスポットです。
ホテルの別館で、2階と3階は客室として使用されているので宿泊客しか利用する事は出来ません。
しかし、1階部分は、地元で採れた新鮮野菜やお土産を販売するマルシェスペースとなっているので誰でも気軽に立ち寄る事が出来ます。
外観の重厚な茅葺き風のデザインとは全く違う広々とした空間のギャップに驚かされたという人も多くいます。
高知県内や梼原に宿泊予定がなくても、近くを通りがかった際は是非立ち寄ってほしいスポットとなっています。
雲の上の図書館(梼原町立図書館)
2018年5月に開館した「雲の上の図書館(梼原町立図書館)」は、地元の人だけではなく旅行者の憩いの場として人気を集めています。
建物の外観には黒と木材とガラスを基調とした落ち着きのあるシックなデザインが採用されています。
館内に入ると目を引くのが天井からぶら下がる大量の木材です。
規則正しく創り上げられた組木は、非日常感を楽しめるだけではなく、リラックス出来るひのきの良い香りを演出するといった効果があります。
館内の様々な場所に休憩用スペースや読書用スペースがあり、中にはゆっくりと過ごせる快適なソファもあったりします。
時間に余裕がある時は、非日常感の中で読書を満喫してみてはいかがでしょうか?